AEDかんたん導入物語
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「以前AEDを導入したのはいいけれど、そろそろ耐用年数が迫ってきて買い替えないといけない。」「今後も更新していくことを考えたら少しでも安く購入したい。」
AEDには耐用年数があるので、いつか交換することになります。その際に少しでも安く購入するための方法をまとめました。
AEDの耐用年数は7年前後
耐用年数が長いほど、次に買い替えるまでの期間が伸びるので結果として安くなると考えられます。
しかし、実際には多くの機種が耐用年数は7年です。ただ、いくつか機種は6年だったり8年だったりします。日本光電社のAED-3100やフィジオコントロール社のCR-Plusは本体の耐用年数が8年です。
このように年数に大きな差はなく、AED本体の耐用年数よりむしろ本体価格で差がつきます。
AEDを買うときに必要なもの、継続して買い足すもの
AED本体を購入すると「AED本体」「成人用電極パッド」「バッテリ」が付属しています。ただし、AEDの中にはスイッチで成人用と小児(未就学児)用を切り替えられる機種と、「小児用電極パッド」が必要な機種、小児用モードに切り替えるのに使うキーを別売りしている機種もあります。小児用電極パッドや小児用切り替えキーが必要な機種を購入した場合、初期費用が増大する場合があります。
AED付属品にも耐用年数があるので、そちらも考える必要があります。おおよそ、成人用電極パッドは2年~5年半、小児用電極パッドは2年半、バッテリの耐用年数は2年半~5年です。付属品はすべて使い捨てなので使用すると耐用年数に満たなくても交換が必要になります。
結局安くAEDを購入するためには
それぞれのAEDには特徴があり、配置する場所の状況によって必要な機種が異なります。その中で必要十分な機能を持った最適な機種を購入することが安さに繋がります。
例えば、幼稚園に配置するのであれば成人用と小児用をスイッチで切り替える機種にすることで小児用電極パッドを購入するコストを削減できます。AEDを使用する機会が多いことが予想される場所では、付属品の消耗が早いので付属品が安いものを選ぶことでランニングコストを抑えられます。
補助金で初期費用を抑えるのも大切です。AEDの普及率を高めるため、補助金を用意している地方自治体があります。自治体ごとに条件(補助金の対象となる団体など)や金額(補助される割合や上限など)が異なるため、AEDを導入したい団体の所属している自治体の情報を調べてみるとよいでしょう。