普通救命講習(AED講習)を受けてみた体験談:当日の流れと、学んだこと

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AEDかんたん導入物語

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毎年会社の事務所が入居している施設で、「市民救命士講習会」が行われていたのですが、今年は私の番でしたので、受講してみた感想を書きたいと思います。

受講のきっかけ

毎年地元の消防署が主催する「市民救命士講習会」という講習会が、施設に所属する企業を対象に行われています。例年であれば「誰が行く?」と社内でお互い譲りあうのですが、今年は様子が違いました。

遡ること3ヵ月前、2014年の年末にある事態が起きたのです。勤続40年近い事務のおばあちゃんが心筋梗塞で倒れてしまったのです。年齢は74歳と、一般企業ではもうゆうに定年を迎えている年齢ですが、ボケ防止と良い定年後も引き続きお仕事をされていました。彼女は朝早く朝5時頃、まだ辺りに誰も居ない頃に出社します。普段通り出社し、日課にしている会社周辺の掃き掃除を行っている時、少し胸が苦しくなるような感覚に気づきました。初めは、寒さからくる動悸かと思っていたそうなのですが、次第に痛みが増しその場にうずくまってしまったそうです。その後巡回の警備員に発見され、すぐに119番通報され近くの病院に搬送されました。幸い命に別状はなく、手術をして無事退院しました。もし、睡眠中に同じ事が起きてしまった場合、そのまま息を引き取っていた可能性が非常に高い事態でした。

そのようなこともあり、「もし、会社の中で誰かが倒れた時、どうすればいいのか?」「119番に通報しても救急車が来るまでに何をすればよいのか?」、誰一人為す術が思い当たらず、「救急車を待つしか無い」という対応だけで、次に何か起きた時に何も対応策がない状態は、非常に危機管理にかける状態になると思いました。

「万が一の事態」に備えるために、今年は救命講習会に興味を示す人が多くいました。私は総務のお仕事をしており、常に事務所内にいるため、私が代表して講習を受けることになりました。

当日の流れ

事前に渡された講習会の時間は13時から16時の3時間でした。少し長いのではと思いましたが、このような講習会の時間は講習種別によって決められているようです。
( http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-1.htm )
消防署の方の挨拶があり講習会がスタートしました。
まず、身近に潜む緊急事態には、どのような種類があるのかが映像で流れ、そしてAEDの有効性や使用方法などについて映像で説明がなされました。

心停止

次に、当日配布されていたテキストを元に、消防署の方が説明してくれます。県や市などで定められているガイドラインに従い、重要である所に焦点を当て、細かく説明がなされます。

急性心筋梗塞や脳卒中等の初期症状をしることで、気づいたらいち早く救急車を要請することや、突然倒れた人や反応のない人に出会った時どのような行動をすればよいのかなど、早期認識と通報に関しての説明では、1次救命処置として心肺蘇生とAEDを行い、止まった心臓と呼吸を補助することに触れられていました。119番通報し、救急隊を待つ間に居合わせた人が救命処置を行うと、救命の可能性が2倍程度に保たれているそうです。心停止から電気ショック実施までにかかる時間が、傷病者の生死を決定するもっとも重要な因子だと分かりました。

気道異物

次に、気道に異物が詰まることによる「窒息」に関して説明がありました。窒息している人の発見や、窒息した場合のサイン(窒息のサイン)等、周囲の人に伝える方法があることが分かりました。また、心停止と同様119番で通報した後の異物除去法について、腹部突き上げ法と背部叩打法の2つの方法が有り、それら2つの方法を数度ずつ繰り返して続ける必要があると分かりました。

止血

次に、止血の方法の説明がありました。特に地震や事故、作業中にケガをして出血している人に対して止血する方法でした。良く映画やドラマで止血している映像を見ますが、まさにその通りに出血部位にガーゼや布などを当て直接圧迫する方法があるそうです。
また、細いひもや針金などで出血している手足を縛ることは、血管や神経を痛める危険性があるので控えたほう良いと改めて勉強になりました。

講義が終わると休憩をはさみ、次に実際にAEDを使用して、心肺蘇生の手順やAEDの使用方法、胸骨圧迫の方法などを学びました。

救命処置の流れ(心肺蘇生)

倒れている人を発見してから救急車がくるまでの間に、どのような事をすれば良いのか、フローチャートに沿ってまずは理解していきました。

まずは傷病者の反応を確認し、周囲に協力を要請し、救急車(119番通報)・AEDの手配、回復体位などが必要になります。

胸骨圧迫(少し前までは心臓マッサージと言われていた)では、実際の人間で試すことはできない為、訓練用のダミー人形を用いて胸骨圧迫の練習を行いました。圧迫する位置が不適当であれば、効果が少ないため、圧迫位置の目安の発見方法も知ることが出来ました。

また、圧迫の方法や圧迫の深さ・テンポ等、目安となる圧迫方法があることを知ることができ、無闇矢鱈に圧迫すれば良いというものでは無いということが分かりました。胸骨圧迫は、人工呼吸とともに行うので、気道確保の方法や人工呼吸の方法も学びます。

胸骨圧迫は、男性でも思いのほか力を加えなければ圧迫できず、女性の方は苦戦していました。

すぐ手元にAEDがなければ上記の心肺蘇生を行うのですが、AEDは近年様々な場所に設置されているので、

救命処置の流れ(AEDの使用)

AEDが手に入れば、胸骨圧迫をしながらAEDを交互に使用し心肺蘇生を行います。AEDには、心電図解析や電気ショックなど心肺蘇生の助けとなる機能が備わっています。AEDには電気ショックを行う為の機材が全て含まれており、そこには傷病者の衣服を取り除くためにハサミなども備わっているそうです。

AEDの電気ショックが適切に効果を出すためには、電極パッドの扱いも重要となります。電極パッドは直接肌に貼り付けますが、電極パッドに描かれているイラストを見ながら、適切な位置に貼りつけ、濡れていないか・貼り薬がないか・医療器具が胸に埋め込まれていないかを確認して実行します。また傷病者の年齢によって流す電流の大きさやパッドの大きさも変わってきます。これはAEDメーカーにより様々だそうです。

こうして、胸部圧迫とAEDを繰り返しながら救急車が来るまでの一次救命処置をおこないます。この一次救命処置を行うか否かで、傷病者の救命の可能性が約2倍になり、無事社会復帰できるかどうかに大きく左右されるそうです。

講習会では参加者が班に別れ、それぞれ1人ずつ実践的な練習を3回程行いました。傷病者を発見するところから、周囲への呼びかけ→救急車・AEDの手配→胸骨圧迫→AEDの使用と一連の流れを通して実践すると、初めのうちは次の手順がわからなかったりしたのですが、2回め3回目と回を重ねるごとに慣れていき、迅速な救命措置を行うことが出来るようになりました。

普通救命講習修了証

講習会の最後には、普通救命講習修了証を受け取り会場を後にしました。

講習会を受けて

今回身近な人が倒れたこともあり、他人ごとでは無いと思いながら参加した今回の普通救命講習ですが、実際に緊急事態になった時にどれだけ冷静に訓練で学んだことを実践できるかが大切だと感じました。一度も講習会に参加したことがない人でも、出来るようなマニュアルはあるものの、いざ有事の際には訓練を受けたことがある者が、進んで指示・実践を行わなければならないという強い責任感が生まれました。このような訓練や講習会は定期的に参加し、有事の際に備えておくことだと思います。

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