未分類

AEDの更新・交換時期はX年。買い替えるなら、安くAEDを購入しよう

「以前AEDを導入したのはいいけれど、そろそろ耐用年数が迫ってきて買い替えないといけない。」
「今後も更新していくことを考えたら少しでも安く購入したい。」

AEDには耐用年数があるので、いつか交換することになります。その際に少しでも安く購入するための方法をまとめました。

AEDの耐用年数は7年前後

耐用年数が長いほど、次に買い替えるまでの期間が伸びるので結果として安くなると考えられます。

しかし、実際には多くの機種が耐用年数は7年です。ただ、いくつか機種は6年だったり8年だったりします。日本光電社のAED-3100やフィジオコントロール社のCR-Plusは本体の耐用年数が8年です。
このように年数に大きな差はなく、AED本体の耐用年数よりむしろ本体価格で差がつきます。

AEDを買うときに必要なもの、継続して買い足すもの

AED本体を購入すると「AED本体」「成人用電極パッド」「バッテリ」が付属しています。ただし、AEDの中にはスイッチで成人用と小児(未就学児)用を切り替えられる機種と、「小児用電極パッド」が必要な機種、小児用モードに切り替えるのに使うキーを別売りしている機種もあります。小児用電極パッドや小児用切り替えキーが必要な機種を購入した場合、初期費用が増大する場合があります。

AED付属品にも耐用年数があるので、そちらも考える必要があります。おおよそ、成人用電極パッドは2年~5年半、小児用電極パッドは2年半、バッテリの耐用年数は2年半~5年です。付属品はすべて使い捨てなので使用すると耐用年数に満たなくても交換が必要になります。

結局安くAEDを購入するためには

それぞれのAEDには特徴があり、配置する場所の状況によって必要な機種が異なります。その中で必要十分な機能を持った最適な機種を購入することが安さに繋がります。

例えば、幼稚園に配置するのであれば成人用と小児用をスイッチで切り替える機種にすることで小児用電極パッドを購入するコストを削減できます。AEDを使用する機会が多いことが予想される場所では、付属品の消耗が早いので付属品が安いものを選ぶことでランニングコストを抑えられます。

補助金で初期費用を抑えるのも大切です。AEDの普及率を高めるため、補助金を用意している地方自治体があります。自治体ごとに条件(補助金の対象となる団体など)や金額(補助される割合や上限など)が異なるため、AEDを導入したい団体の所属している自治体の情報を調べてみるとよいでしょう。

野外/屋外や海・プールに設置できるAEDの機種は?IP規格で比較しよう

AEDが必要になる場面は様々です。人が多く集まる場所や心臓に負担がかかりやすい場所、例えば、海やプールといった行楽地、スポーツグラウンドや山などの野外への配置を厚生労働省が推奨しています。しかし、水気があったり砂や土などの砂じんがあったりするような場所に配置するAEDには高い防塵・防水性能が求められます。
それらの性能を示す指標として、「IP規格」があります。

「IP規格」とは

「IP規格」とは「IEC(国際電気標準会議)」が定めている防塵・防水の保護規格です。前の数字は防塵性能を、後ろの数字は防水性能を表します。

防塵性能 防水性能
0 無保護 無保護
1 直径 50 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 鉛直に落下する水滴に対して保護する
2 直径 12.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 15度以内の傾斜時、鉛直に落下する水滴に対して保護する
3 直径 2.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 散水(鉛直から両側に60度の範囲の噴霧)に対して保護する
4 直径 1.0 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護する
5 機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない 噴流(あらゆる方向からのノズルによる噴流水)に対して保護する
6 塵埃は侵入しない 暴噴流(あらゆる方向からの強力なジェット噴流水)に対して保護する
7 浸水時(一時的水没)に対して保護する
8 潜水時(継続的な水没)に対して保護する
X 特性表示なし(IP規格適応外) 特性表示なし(IP規格適応外)

防塵は5を超えると防塵性能があります。防水性能に関しましては、水がかかる可能性のある海やプールなどで使用したい場合には4は必要です。雨の対策としては3は必要です。

AED機種別の防塵・防水性比較

では、IP規格の面からAEDを機種別に比較してみます。

ここでは、IP55性能を持つCU-SP1と他の機種の例を挙げて表としてまとめてみました。

IP規格 防塵性能 防水性能
CU-SP1(販売社 IP55 機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない 噴流(あらゆる方向からのノズルによる噴流水)に対して保護する
製品X(A社) IP44 直径 1.0 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護する
製品Y(B社) IP21 直径 12.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 鉛直に落下する水滴に対して保護する

最近では、IP55の高い防塵・防水性能を持つAEDも増えてきました。仮に防塵・防水性能が低くても屋内のみでの使用でしたら問題ないので、購入の前には必要な性能を検討し、その上で最適なAEDを選ぶためには、複数の見積もりをとり、最も良い条件を提示した販売店を選ぶのがおすすめです。

AEDは何年使えるのか?本体と消耗品の耐用年数を調べてみた

AEDを導入しようと思って調べていくと、機能や価格に加えて耐用年数があることに気がつきます。
しかも、AED本体と電極パッド、バッテリのそれぞれに耐用年数が設定されていてその年数がまちまちです。
「ランニングコストを考えるとどれが安くて高いのかわからない」
そんなあなたのために本体と消耗品の耐用年数を調べてみました。

主だったAEDの耐用年数一覧

CU-SP1 , AED-3100 , カーディアックレスキューRQ-5000 , ZOLL AED Plusの耐用年数を表にして比較してみます。

本体 成人用電極パッド 小児用電極パッド バッテリ
CU-SP1 7年 概ね3年 概ね5年
AED-3100 8年 概ね2年 概ね4年
カーディアックレスキュー
RQ-5000
6年半 概ね2年半 概ね2年半
ZOLL AED Plus 7年 概ね5年半 概ね2年3カ月 概ね3年

※小児用電極パッドの空欄はスイッチで小児用モードに切り替えられるのでパッドが必要ない製品です。

AED本体の耐用年数

AED本体の耐用年数は短いもので6年、AED-3100のように長いもので8年の幅に収まります。
人命を左右するものなので、耐用年数を超えたら買い替える必要があります。
AEDは現在も使いやすさや耐久性の面で進化し続けている分野なので、新たに買い替える時には次世代型が登場していることが考えられます。
その際には改めて比較検討したほうが良いでしょう。

AED付属品の耐用年数

AEDの付属品は、「成人用電極パッド」、「小児用電極パッド」、「バッテリ」があります。
小児用電極パッドは6歳未満の子供に使うための付属品なので必要に応じて購入してください。

成人用電極パッドはAED-3100などの短いもので2年、ZOLL AED Plusでは5年半の間、その他多くの製品は2年半程度で交換する必要があります。
ただし、電極パッドは使い捨てなので使用する頻度が高いことが予想されるのであれば耐用年数に達していなくても交換することになります。
そのため、耐用年数が短くても安価なものの方が結果としてランニングコストを抑えられます。

小児用電極パッドは概ね2年半程度で交換時期を迎えます。
こちらも成人用電極パッドと同様に使い捨てなので、耐用年数を重視しなくてもいい場合があることを覚えておいてください。

バッテリの耐用年数はカーディアックレスキューRQ-5000は短く2年半~CU-SPは倍の5年です。他の製品は4年とされている場合が多いです。
こちらも使い捨てで、充電することはできません。
耐用年数は未使用であった場合の交換期間を示しているので、使用すると交換時期が早まります。
バッテリの耐用年数は長い方がいいですが、一方でバッテリ容量が増え大型化すると重量が上がってしまい、緊急時の持ち運びに不利になってしまいます。
設置する場所の状況に合わせて考えると良いですね。

まとめ

・本体の耐用年数は6~8年
・成人用電極パッドは2年~5年半
・小児用電極パッドは概ね2年半
・バッテリの耐用年数は2年半~5年
・付属品は使い捨て

付属品を交換した結果本体の耐用年数を迎えるときには、付属品の耐用年数が余ってしまった場合、次は本体だけを購入することになるのか?とAED販売店の方に聞いたところ、「AEDは命にかかわるものでもあり、その頃までには次世代型のAEDが出ていることが予想されるため、通常あらためて消耗品を含めたパッケージを買い直すことになると思う」とのことでした。

様々な特徴をもつAEDから最適なものを選ぶためには、複数の見積もりをとり、最も良い条件を提示した販売店を選ぶのがおすすめです。

AEDの設置義務化された自治体、団体

「AED元年」と呼ばれる2004年に一般市民によるAED使用が解禁されて以降、医療機関のみならず公共施設や商業施設にAEDが設置されるようになりました。国や地方自治体をあげてAEDの導入を推進したことで、2011年までには38万台以上のAEDが導入されたとのことで、日本は、人口あたりのAED導入数ですでに世界トップとなっているそうです。2015年現在、特にAEDの設置を義務付けた法律は存在しないにもかかわらず、ここまで普及したのはすごいことです。

AEDの設置義務化

日本全体での義務化はすすんでいないものの、一部の自治体がその市町村内での特定施設にAED設置を義務づける条例を発行するケースや、特定の業界団体が加盟企業にAEDの導入を義務化・推進するケースなどがあります。そうしたケースをここでは紹介したいと思います。

横浜市(救急条例) 平成 21 年4月1日~

5年前に、全国の政令指定都市で唯一民間施設に対してAEDの設置を義務づける条例を施行したのが横浜市です。450ヶ所以上が、この条例の対象となりAEDの導入を行ったそうです。

スクリーンショット_122315_074501_PM

一定規模以上の次のような施設にはAEDの設置が義務づけられるようになりました。

  • 劇場、映画館、演芸場又は観覧場
  • 公会堂又は集会場
  • キャバレー、カフェ
  • 遊技場
  • インターネットカフェ等
  • 料亭、割烹
  • 飲食店
  • 百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗又は展示場
  • 旅館、ホテル、宿泊所その他これらに類するもの
  • 病院、診療所又は助産所
  • 老人福祉施設、有料老人ホーム、介護老人保健施設等
  • 幼稚園又は特別支援学校
  • 蒸気浴場、熱気浴場
  • 特定複合用途防火対象物
  • 地下街

また、以下の施設についてもAEDの設置が義務づけられています。

  • 車両の停車場(バスターミナルを除く)
  • 屋内プール、スポーツクラブ又はフィットネスクラブその他これらに類 する用途に供する部分の床面積が 1,000 平方メートル以上のもの

茨城県(AED等の普及促進に関する条例)平成25年4月1日~

茨城県では、平成25年度より、まずはAEDを設置すべき県の施設が条例で定められました。民間施設に対する義務化ではないのでインパクトは弱いものの、県を挙げてAEDの普及に取り組んでいる姿勢が見えます。

  1. 多くの県民の利用が見込まれる中心的な庁舎等
  2. 県民が運動、宿泊等を目的として利用する施設であり、管理者が常駐する施設等
  3. 県立学校等
  4. 保健福祉医療施設等
  5. 県立病院等

これによって、AEDの設置義務化された具体的な施設の数を数えてみたところ、269施設が対象となったようです。

 

Jリーグ

Jリーグでは、2014年度から球場に合計3台以上のAEDの設置を義務づけています。

 Jリーグは19日の理事会でスタジアム要項の改定を決め、来季から自動体外式除細動器(AED)を医務室に1台、救護室もしくは観客エリアに2台以上設置することを義務化した。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20131119-1220432.html

一般家庭でもAEDは購入できるか?個人購入OKな販売店を調べてみた

AED というと、そもそも公共施設や店舗、オフィスなどに設置されているイメージが強いですが、一般家庭の個人宅にも導入すべきでしょうか。

心臓に不安があるなら個人宅へのAEDの導入も一考の価値あり

厚生労働省が2013年にとりまとめた自動体外式除細動器(AED)の適正配置に関するガイドラインによると、AEDを設置すべき目安としてはヨーロッパの指針である「2年に1回程度心停止の人が目撃される施設など」としており一般家庭は、これには含まれないものと思われます。しかし、日本における心停止の発生場所の70%近くは自宅・住居であるとも報告されており、高齢者や、心臓に不安のある方であれば個人宅にAEDを設置することも有効だといえそうです。(ただし、一人暮らしの場合は、いざ心停止しても救助してくれる人がいないので設置しても意味は無いですね)

実際、日本循環器学会のセミナーでは、

会場 現在、AEDの設置が公共の場などで進んでいますが、突然死は家庭で起こる率がとても高いということが、本日紹介されておりました。家庭でAEDを安く設置することはできるのでしょうか。

三田村 安いとは言えませんが、家庭にAEDを常設することは可能ですし、ある期間だけレンタルするという方法もあります。たとえば、心筋梗塞患者は退院してから半年ぐらいが比較的リスクが高い時期ですが、そういう時期にAEDをレンタルするということもあり得るでしょう。家人が目撃する必要があるので、心臓病患者の自宅にAEDを設置するとどれだけ有効かというデータはまだありませんが、心臓病患者やその家族に対するAED講習なども行われておりますし、今後長期的に見て、家庭へのAEDの設置が有効性を増す可能性はあると思います。

といった質疑応答がなされており、「心臓病患者の自宅にAEDを設置する」というアイデアは、特に心臓病を患って退院した直後などの状況であれば検討する価値があると言えそうです。

医師の指示・処方のもと導入すれば「医療費控除」の対象に

実は個人でAEDを購入する場合、心臓病患者であれば、医師の指示・処方のもと購入やレンタルをするのであれば、所得税の医療費控除の対象とすることができます。国税庁のウェブサイトによると、AEDは医療費控除の対象になるか、という質問に対し以下のように回答されています。

医療費控除の対象となる医療費の範囲については、所得税法第73条第2項、同法施行令第207条《医療費の範囲》及び同法施行規則第40条の3《医療費の範囲》に規定されているほか、所得税基本通達73-3《控除の対象となる医療費の範囲》(1)において、「医師等による診療等を受けるための通院費若しくは医師等の送迎費、入院若しくは入所の対価として支払う部屋代、食事代等の費用又は医療用器具等の購入、賃借若しくは使用のための費用で、通常必要なもの」は、医師等による診療等を受けるため直接必要な費用に該当し、医療費に含まれる旨定められています。
心臓病患者が購入又は賃借するAEDについては、次の理由から、その費用の支出が医師等による診療等を受けるため直接必要なものであると考えられますので、心臓病患者が購入又は賃借するAEDの購入費用又は賃借料については、医療費控除の対象となる医療費に該当するものと考えます。

(1) 心室細動が発症した場合、電気的除細動が唯一の効果的治療法であること。

(2) 心臓病患者については、心室細動が発症する可能性が高いことから、病院外で同症状が発症した際に、随伴する家族や介護者等が救命のためAEDを使用する目的で、医師の指示・処方に基づきAEDを購入又は賃借するものであること。

(3) AEDを用いた除細動は、医療行為に該当するものであること。

(4) 心臓ペースメーカーの代金及び同メーカーの電池の代金については、医師等による診療等を受けるため直接必要な医療用器具等の購入に該当し、医療費控除の対象となっていること。

なお、AEDは、心臓病患者以外の者、すなわち誰でも購入又は賃借することができますので、心臓病患者がAEDの購入費用又は賃借料について医療費控除を受けるためには、AEDの購入又は賃借が医師の指示・処方に基づくものであることを明らかにする書類(証明書、診断書その他これらに類する書類)が必要になると考えます

なので、心臓に不安がある家族がいて自宅で心停止した際にすぐに救助できるようにAEDを導入したいという場合には、是非、医師に相談し、AEDの購入に関する指示や処方をもらってください。医療費控除の対象になれば、実質数割安く購入することができ負担を抑えることができますので、是非積極的に相談してみてください。

個人でAEDを購入するならネット通販がおすすめ

AEDは、医療機器なので通常法人向けの代理店などが取り扱っており、個人で買おうとしても家電量販店などで気軽に買えるわけではありません(AEDコーナーがあっても、通常法人向けだったりします)。しかし、インターネット通販に特化してAEDを取り扱っている販売店が登場したおかげで、現在では個人でもAEDを購入することができるようになりました。AEDは、個人が気軽に買うには高い買い物ですので、まずはそういった販売店で見積もりをとってみることをオススメします。

普通救命講習(AED講習)を受けてみた体験談:当日の流れと、学んだこと

毎年会社の事務所が入居している施設で、「市民救命士講習会」が行われていたのですが、今年は私の番でしたので、受講してみた感想を書きたいと思います。

受講のきっかけ

毎年地元の消防署が主催する「市民救命士講習会」という講習会が、施設に所属する企業を対象に行われています。例年であれば「誰が行く?」と社内でお互い譲りあうのですが、今年は様子が違いました。

遡ること3ヵ月前、2014年の年末にある事態が起きたのです。勤続40年近い事務のおばあちゃんが心筋梗塞で倒れてしまったのです。年齢は74歳と、一般企業ではもうゆうに定年を迎えている年齢ですが、ボケ防止と良い定年後も引き続きお仕事をされていました。彼女は朝早く朝5時頃、まだ辺りに誰も居ない頃に出社します。普段通り出社し、日課にしている会社周辺の掃き掃除を行っている時、少し胸が苦しくなるような感覚に気づきました。初めは、寒さからくる動悸かと思っていたそうなのですが、次第に痛みが増しその場にうずくまってしまったそうです。その後巡回の警備員に発見され、すぐに119番通報され近くの病院に搬送されました。幸い命に別状はなく、手術をして無事退院しました。もし、睡眠中に同じ事が起きてしまった場合、そのまま息を引き取っていた可能性が非常に高い事態でした。

そのようなこともあり、「もし、会社の中で誰かが倒れた時、どうすればいいのか?」「119番に通報しても救急車が来るまでに何をすればよいのか?」、誰一人為す術が思い当たらず、「救急車を待つしか無い」という対応だけで、次に何か起きた時に何も対応策がない状態は、非常に危機管理にかける状態になると思いました。

「万が一の事態」に備えるために、今年は救命講習会に興味を示す人が多くいました。私は総務のお仕事をしており、常に事務所内にいるため、私が代表して講習を受けることになりました。

当日の流れ

事前に渡された講習会の時間は13時から16時の3時間でした。少し長いのではと思いましたが、このような講習会の時間は講習種別によって決められているようです。
( http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-1.htm )
消防署の方の挨拶があり講習会がスタートしました。
まず、身近に潜む緊急事態には、どのような種類があるのかが映像で流れ、そしてAEDの有効性や使用方法などについて映像で説明がなされました。

心停止

次に、当日配布されていたテキストを元に、消防署の方が説明してくれます。県や市などで定められているガイドラインに従い、重要である所に焦点を当て、細かく説明がなされます。

急性心筋梗塞や脳卒中等の初期症状をしることで、気づいたらいち早く救急車を要請することや、突然倒れた人や反応のない人に出会った時どのような行動をすればよいのかなど、早期認識と通報に関しての説明では、1次救命処置として心肺蘇生とAEDを行い、止まった心臓と呼吸を補助することに触れられていました。119番通報し、救急隊を待つ間に居合わせた人が救命処置を行うと、救命の可能性が2倍程度に保たれているそうです。心停止から電気ショック実施までにかかる時間が、傷病者の生死を決定するもっとも重要な因子だと分かりました。

気道異物

次に、気道に異物が詰まることによる「窒息」に関して説明がありました。窒息している人の発見や、窒息した場合のサイン(窒息のサイン)等、周囲の人に伝える方法があることが分かりました。また、心停止と同様119番で通報した後の異物除去法について、腹部突き上げ法と背部叩打法の2つの方法が有り、それら2つの方法を数度ずつ繰り返して続ける必要があると分かりました。

止血

次に、止血の方法の説明がありました。特に地震や事故、作業中にケガをして出血している人に対して止血する方法でした。良く映画やドラマで止血している映像を見ますが、まさにその通りに出血部位にガーゼや布などを当て直接圧迫する方法があるそうです。
また、細いひもや針金などで出血している手足を縛ることは、血管や神経を痛める危険性があるので控えたほう良いと改めて勉強になりました。

講義が終わると休憩をはさみ、次に実際にAEDを使用して、心肺蘇生の手順やAEDの使用方法、胸骨圧迫の方法などを学びました。

救命処置の流れ(心肺蘇生)

倒れている人を発見してから救急車がくるまでの間に、どのような事をすれば良いのか、フローチャートに沿ってまずは理解していきました。

まずは傷病者の反応を確認し、周囲に協力を要請し、救急車(119番通報)・AEDの手配、回復体位などが必要になります。

胸骨圧迫(少し前までは心臓マッサージと言われていた)では、実際の人間で試すことはできない為、訓練用のダミー人形を用いて胸骨圧迫の練習を行いました。圧迫する位置が不適当であれば、効果が少ないため、圧迫位置の目安の発見方法も知ることが出来ました。

また、圧迫の方法や圧迫の深さ・テンポ等、目安となる圧迫方法があることを知ることができ、無闇矢鱈に圧迫すれば良いというものでは無いということが分かりました。胸骨圧迫は、人工呼吸とともに行うので、気道確保の方法や人工呼吸の方法も学びます。

胸骨圧迫は、男性でも思いのほか力を加えなければ圧迫できず、女性の方は苦戦していました。

すぐ手元にAEDがなければ上記の心肺蘇生を行うのですが、AEDは近年様々な場所に設置されているので、

救命処置の流れ(AEDの使用)

AEDが手に入れば、胸骨圧迫をしながらAEDを交互に使用し心肺蘇生を行います。AEDには、心電図解析や電気ショックなど心肺蘇生の助けとなる機能が備わっています。AEDには電気ショックを行う為の機材が全て含まれており、そこには傷病者の衣服を取り除くためにハサミなども備わっているそうです。

AEDの電気ショックが適切に効果を出すためには、電極パッドの扱いも重要となります。電極パッドは直接肌に貼り付けますが、電極パッドに描かれているイラストを見ながら、適切な位置に貼りつけ、濡れていないか・貼り薬がないか・医療器具が胸に埋め込まれていないかを確認して実行します。また傷病者の年齢によって流す電流の大きさやパッドの大きさも変わってきます。これはAEDメーカーにより様々だそうです。

こうして、胸部圧迫とAEDを繰り返しながら救急車が来るまでの一次救命処置をおこないます。この一次救命処置を行うか否かで、傷病者の救命の可能性が約2倍になり、無事社会復帰できるかどうかに大きく左右されるそうです。

講習会では参加者が班に別れ、それぞれ1人ずつ実践的な練習を3回程行いました。傷病者を発見するところから、周囲への呼びかけ→救急車・AEDの手配→胸骨圧迫→AEDの使用と一連の流れを通して実践すると、初めのうちは次の手順がわからなかったりしたのですが、2回め3回目と回を重ねるごとに慣れていき、迅速な救命措置を行うことが出来るようになりました。

普通救命講習修了証

講習会の最後には、普通救命講習修了証を受け取り会場を後にしました。

講習会を受けて

今回身近な人が倒れたこともあり、他人ごとでは無いと思いながら参加した今回の普通救命講習ですが、実際に緊急事態になった時にどれだけ冷静に訓練で学んだことを実践できるかが大切だと感じました。一度も講習会に参加したことがない人でも、出来るようなマニュアルはあるものの、いざ有事の際には訓練を受けたことがある者が、進んで指示・実践を行わなければならないという強い責任感が生まれました。このような訓練や講習会は定期的に参加し、有事の際に備えておくことだと思います。

歯科外来環に対応するための格安AEDを探すコツ

開業されている歯科医であれば、当然気にしている外来環(歯科外来診療環境体制加算)です。その施設基準の中に、AEDの設置が含まれています。

歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準

(1) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を 修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。

(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること。

(3) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等 を有していること。 ア自動体外式除細動器(AED) イ経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター) ウ酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの) エ血圧計 オ救急蘇生セット(薬剤を含む。) カ歯科用吸引装置

(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前 の連携体制が確保されていること。ただし、病院である医科歯科併設の保険医療機関 にあっては、当該保険医療機関の医科診療科との連携体制が確保されている場合は、 この限りでない。

(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた 洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。

(6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確 保していること。

(7) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の 調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。

(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法 やその対応及び当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る 医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。

こうした外来環に対応するための設備や機材は懇意にしている医療機器メーカーの営業の方に薦められるままに購入されているかもしれません。定価だと30~50万円ほどすることも珍しくないAEDですが、実はAEDの機種と、販売店をちゃんと吟味すると20万円を下回ることも珍しくありません。そのなかでも特にお勧めなのは、必要十分な機能に特化したAEDを主にネット経由で販売することで大幅に安く提供してくる販売店を見つけることです。

AEDを導入して土木建設の公共事業入札を有利にする

公共事業の点数アップのための「創意工夫」や「イメージアップ」の内容をどうするか悩んでいる建設業・土木工事の業者の方は多いのではないかと思います。

国交省のとある工事評定実施要領を見てみましょう。

創意工夫の 【安全衛生】には、

  • … 建設業労働災害防止協会が定める指針に基づく安全衛生教育を実施している。
  • 安全を確保するための仮設備等に関する工夫。(落下物、墜落・転落、挟まれ、看板、立入禁止柵、手摺り、足 場等) …
  • 安全教育、技術向上講習会、安全パトロール等に関する工夫。 …
  • 現場事務所、労務者宿舎等の空間及び設備等に関する工夫。
  • … 有毒ガス並びに可燃ガスの処理及び粉塵防止並びに作業中の換気等に関する工夫。 …
  • 一般車両突入時の被害軽減方策又は一般交通の安全確保に関する工夫。
  • … 厳しい作業環境の改善に関する工夫。 …
  • 環境保全に関する工夫。

といった内容が列挙されています。また、施工状況の【安全対策】にも、

  • 建設労働災害及び公衆災害の防止に向けた取り組みが顕著であった。
  • … 安全衛生を確保するための管理体制を整備し、組織的に取り組んだ。
  • … 安全衛生を確保するため、他の模範となるような活動に積極的に取り組んだ。 …
  • 安全対策に関する技術開発や創意工夫に取り組んだ。 …
  • 安全協議会での活動に積極的に取り組んだ。
  • … 安全対策に係る取り組みが地域から評価された。

などが採点項目として列挙されています。

読者の皆様には、建設現場にAEDを設置することで、安全対策をアピールすることをおすすめします。なぜなら、AEDは持ち運びが可能な機材のため、1回購入するだけで様々な現場にもっていくことができ、最大7年間は安全対策をアピールし続けることができるからです。また、現場で働く方にもAEDが設置されている工事現場というのは安全に対する意識が高いとアピールできますので意外と評判が良いようです。

AEDは30万円~50万円くらいするのが相場といわれていますが、実際は導入する機材と販売店によって大きく値段が異なります。安全対策をアピールするために導入するのですから、コストパフォーマンスが良い機材を選び、ネットで買えて安くしてくれる販売店で使うことをオススメします。

ヤフオクではAEDは手に入らない?安くAEDを手に入れるには…

AEDを安く手に入れる方法、として合法なものならなんでも手に入るヤフオクを探してみたのですが、AEDは残念ながら出品されていませんでした。

http://auctions.search.yahoo.co.jp/search/AED/0/

AED用のトレーニングキットみたいなものしか出てなくて本物は出品されていません。

どうしてか?不思議に思って調べてみたら、どうやらヤフオクは

http://topic.auctions.yahoo.co.jp/notice/rule/post_1026/

しかしながら、ヤフオク!といたしましては、AEDはいうまでもなく救命用の医療機器として生命・身体の安全に影響があり、適切な管理のもとで取り扱われるべきものであると考えております。そのため、現在、ヤフオク!におけるAEDの取扱いについて慎重に検討を行っています。

一方で、検討を進めております中で、万一適切性を欠くAEDの出品があった場合には、救命用の医療機器として生命・身体の安全に直接影響を及ぼす危険性があることから、当面の間ヤフオク!におけるAEDの出品は禁止させていただくことといたしました。
あわせまして即日AEDの出品については削除等の措置をとらせていただきます。

とのことで、2014年7月をもってAEDに関する出品を禁止したということだそうです。NHKの報道によれば、AEDは医療機器なのでリコールなどの際に適切に連絡が取れる必要があるとのことで、行方不明になった中古機器が個人間売買によって管理できない状態になることはまずい、といった背景があったようです。

そのため「中古AED」ですら、オークションなどから手軽に手に入れるわけには行かず公式な販売店から手に入れる必要があるようです。用途を考えれば、人命に関わることなので当然といえば当然ですけど、ちょっと残念です。

家電量販店でも!?意外なところで買えるAED

AEDは普通、企業や公共機関、医療機関などに設置されているものですが、心臓に不安を抱えているひとの中には「自宅」にも欲しいというケースがあるようです。でも、個人で買うためにはどこで買うことができるのかを調べることからはじめなければなりません。

でも、家電量販店でも購入することができると知っていましたか?法人向けコーナーとなっていますが、ビックカメラとソフマップではAEDを購入するための相談窓口を設けているようです。

ビックカメラ

http://www.biccamera.co.jp/shopguide/office/aed.html

ソフマップ

http://www.sofmap.com/topics/exec/_/id=aed/-/sid=houjin

と、この流れで、ヤマダ電機、ケーズデンキ、コジマ電気、と調べてみたのですが、うーん、どうも情報が出てきません。いずれも、AEDを設置しました、といったCSRに関する記述は出てくるのですがAEDを販売開始しましたという情報が出てこないですね。。。まだまだAEDはお手軽に購入できる商材ではないようです。