フィリップス「ハートスタートFRx」の特徴とランニングコスト

製品の特長

  • 7年と標準的な耐用年数
  • 世界的メーカーのフィリップス製
  • 軽くてコンパクト
  • 防水・防塵なので、海や川、プールでの使用が可能
  • 別売りの小児用キーを購入することで、成人用電極パッドでも未就学児に対しても使用できます。

重量とサイズ

22cm
高さ 18 cm
奥行き 6.0 cm
重量 1.5 kg

AEDは、緊急時に設置場所から救急現場まで持ち運ぶ必要があります。そのため、できるだけ軽量コンパクトなものが望ましいです。本製品は1.5kgと軽く、運搬に有利です。1.5kgは1.5リットルのペットボトルと同じくらいの重さと考えればイメージしやすいと思います。

防水性能は?(防塵性能も)

ハートスタートFRxの防塵防水性能を表すIP規格は「IP55」です。前の数字は防塵性能を、後ろの数字は防水性能を表します。

防塵性能 防水性能
0 無保護 無保護
1 直径 50   ㎜ 以上の固形物が侵入しない 鉛直に落下する水滴に対して保護する
2 直径 12.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 15度以内の傾斜時、鉛直に落下する水滴に対して保護する
3 直径   2.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 散水(鉛直から両側に60度の範囲の噴霧)に対して保護する
4 直径   1.0 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護する
5 機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない 噴流(あらゆる方向からのノズルによる噴流水)に対して保護する
6 塵埃は侵入しない 暴噴流(あらゆる方向からの強力なジェット噴流水)に対して保護する
7 浸水時(一時的水没)に対して保護する
8 潜水時(継続的な水没)に対して保護する
X 特性表示なし(IP規格適応外) 特性表示なし(IP規格適応外)

上記の表に照らして考えると、「機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない」「噴流に対して保護する」とのことなので、砂埃が舞う場所やプールなど過酷な環境での使用が可能です。

 本体の耐用年数と付属品の耐用年数

ハートスタートFRxの本体の耐用年数は 7年です。

耐用年数 価格目安 本体更新までの交換回数目安
AED本体 7年 販売店による
電極パッド 約2年強(製造から30ヵ月) 10,000円程度 2回
小児用パッド 不要
バッテリ 約4年 34,000円程度 1回

※小児用切り替えキーは16,000円程度

本製品は、本体の耐用年数が7年で、バッテリの耐用年数が4年です。

導入後4年後にバッテリを1回交換すると、本体の耐用年数を迎える7年後には、バッテリの耐用年数が1年分あまるので、次は本体だけを購入することになるのか?とAED販売店の方に聞いたところ、「AEDは命にかかわるものでもあり、その頃までには次世代型のAEDが出ていることが予想されるため、通常あらためて消耗品を含めたパッケージを買い直すことになると思う」とのことでした。

気になるランニングコストは?

本体の耐用年数である7年間のコストは、

導入時本体価格+電極パッド(10,000円)×2回+バッテリ×1回(34,000円)=本体価格+54,000円

平均すると、本体価格の他に、毎年8,000円程度かかると思えばよさそうです。

もし、小児用に使用したい場合には、別途「小児用キー」(16,000円)が必要になります。電極パッドは成人用のものを用いることができるため、小児用電極パッドを購入し続けるよりもランニングコストを抑えられます。

こういった条件や予算に応じた最適なAEDを選ぶためには、複数の見積もりをとり、最も良い条件を提示した販売店を選ぶのがおすすめです。

インターネット通販に特化した格安高品質のAED販売店が登場

AEDは、いざというときに命に直結する医療機器ですので販売するには高度管理医療機器等販売業という資格が必要となります。そのため、医療器具の販売代理店などが扱うことが多く割高になってしまいがちです。そんな中で、インターネット&電話通販に特化することでマージンを減らしてかなり安く提供する販売店のAED販売.comという会社が登場しています。この会社は、高度管理医療機器等販売業の資格をとるだけでなく、スタッフ全員(デザイナーも含めて!)が上級救命講習を修了することでネットや電話越しでも細かく対応できる態勢を整えているということでサポートでも差別化していこうとしているそうです。

設置の仕方などのアドバイスだけでなく、市町村などへの補助金の相談の仕方など含めて親切に相談に乗ってくれる販売店ですので、見積もりがてら問い合わせてみるのがオススメです。具体的な金額は書けませんが、まず他社に負けない見積りが出てきます。補助金や助成金を申請する場合にはいずれにせよ複数社に見積もりを取る「相見積もり」が必要となるケースが多いですので問い合わせてみることをオススメします。