野外/屋外や海・プールに設置できるAEDの機種は?IP規格で比較しよう

AEDが必要になる場面は様々です。人が多く集まる場所や心臓に負担がかかりやすい場所、例えば、海やプールといった行楽地、スポーツグラウンドや山などの野外への配置を厚生労働省が推奨しています。しかし、水気があったり砂や土などの砂じんがあったりするような場所に配置するAEDには高い防塵・防水性能が求められます。
それらの性能を示す指標として、「IP規格」があります。

「IP規格」とは

「IP規格」とは「IEC(国際電気標準会議)」が定めている防塵・防水の保護規格です。前の数字は防塵性能を、後ろの数字は防水性能を表します。

防塵性能 防水性能
0 無保護 無保護
1 直径 50 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 鉛直に落下する水滴に対して保護する
2 直径 12.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 15度以内の傾斜時、鉛直に落下する水滴に対して保護する
3 直径 2.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 散水(鉛直から両側に60度の範囲の噴霧)に対して保護する
4 直径 1.0 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護する
5 機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない 噴流(あらゆる方向からのノズルによる噴流水)に対して保護する
6 塵埃は侵入しない 暴噴流(あらゆる方向からの強力なジェット噴流水)に対して保護する
7 浸水時(一時的水没)に対して保護する
8 潜水時(継続的な水没)に対して保護する
X 特性表示なし(IP規格適応外) 特性表示なし(IP規格適応外)

防塵は5を超えると防塵性能があります。防水性能に関しましては、水がかかる可能性のある海やプールなどで使用したい場合には4は必要です。雨の対策としては3は必要です。

AED機種別の防塵・防水性比較

では、IP規格の面からAEDを機種別に比較してみます。

ここでは、IP55性能を持つCU-SP1と他の機種の例を挙げて表としてまとめてみました。

IP規格 防塵性能 防水性能
CU-SP1(販売社 IP55 機器の所定動作および安全性を阻害する量の塵埃は入らない 噴流(あらゆる方向からのノズルによる噴流水)に対して保護する
製品X(A社) IP44 直径 1.0 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護する
製品Y(B社) IP21 直径 12.5 ㎜ 以上の固形物が侵入しない 鉛直に落下する水滴に対して保護する

最近では、IP55の高い防塵・防水性能を持つAEDも増えてきました。仮に防塵・防水性能が低くても屋内のみでの使用でしたら問題ないので、購入の前には必要な性能を検討し、その上で最適なAEDを選ぶためには、複数の見積もりをとり、最も良い条件を提示した販売店を選ぶのがおすすめです。

インターネット通販に特化した格安高品質のAED販売店が登場

AEDは、いざというときに命に直結する医療機器ですので販売するには高度管理医療機器等販売業という資格が必要となります。そのため、医療器具の販売代理店などが扱うことが多く割高になってしまいがちです。そんな中で、インターネット&電話通販に特化することでマージンを減らしてかなり安く提供する販売店のAED販売.comという会社が登場しています。この会社は、高度管理医療機器等販売業の資格をとるだけでなく、スタッフ全員(デザイナーも含めて!)が上級救命講習を修了することでネットや電話越しでも細かく対応できる態勢を整えているということでサポートでも差別化していこうとしているそうです。

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